最新MD続々!移転オープンした原信燕店の売場づくりを徹底解説!

取材・文:雪元 史章 (ダイヤモンド・チェーンストア 副編集長)
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原信

原信 燕(つばめ)店

〒959-1289 新潟県燕市東太田7081-4
電話:0256-62-6950
JR弥彦線「西燕」駅から徒歩約15分

見どころ
▶2温度帯で展開する新PB「Hana-well」のコーナー
▶肉総菜、鉄板メニューを強化した総菜
▶丸物から加工品まで幅広い選択肢を提供する鮮魚

丸山三行社長
丸山 三行 社長
「驚きと感動のある売場をつくり、お客さまから信頼される店にしたい」

 アクシアルリテイリング(新潟県/原和彦社長)傘下の原信(同/丸山三行社長)は9月30日、新潟県燕市の「原信燕店」(以下、燕店)を、旧店舗から約600m離れた自社開発の近隣型ショッピングセンター(NSC)内に移転オープンした。旧店舗は1996年の開業からおよそ27年にわたって営業を続けてきたが、「既存の設備では新たな商品政策(MD)が展開できず、駐車場も手狭だった」(丸山社長)ことから移転に至った。

 店舗が位置するのは、JR弥彦線「西燕」駅から南へ800mほど離れた国道289号沿いの場所。NSC内には原信のほか、「無印良品」(10月20日開業)、「マツモトキヨシ」(10月6日開業)など有力テナントが入居する。競合店としては「リオン・ドール燕北店」「ダイレックス燕店」「ひらせい食良品館燕店」などがある。

 燕店の店舗面積は約2100㎡で、旧店舗から100㎡ほどサイズアップ。最新MDを全面導入し広域からの集客を図りつつ、近隣の自社店舗とともにドミナントを深耕する考えだ。

 売場を見ていくと、最前部では原信おなじみの青果と総菜・インストアベーカリーが一体化したダブルコンコース型のレイアウトを導入。総菜では

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取材・文

雪元 史章 / ダイヤモンド・チェーンストア 副編集長

上智大学外国語学部(スペイン語専攻)卒業後、運輸・交通系の出版社を経て2016年ダイヤモンド・フリードマン社(現 ダイヤモンド・リテイルメディア)入社。企業特集(直近では大創産業、クスリのアオキ、トライアルカンパニー、万代など)、エリア調査・ストアコンパリゾン、ドラッグストアの食品戦略、海外小売市場などを主に担当。趣味は無計画な旅行、サウナ、キャンプ。好きな食べ物はケバブとスペイン料理。全都道府県を2回以上訪問(宿泊)。

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