阪神梅田本店、10月8日に2期棟を先行開業、全面開業は22年春

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阪神梅田本店の建て替え完了イメージ
全面開業後の総売り場面積は5万3000平方メートルで、3分の1が食関連となる

 エイチツーオーリテイリング傘下の阪急阪神百貨店は、建て替えを進めてきた2期棟部分を10月8日に先行開業する。2018年4月に開業した1期棟と合わせて、22年春には地下食品売り場を含めて全面開業、総売り場面積は5万3000平方メートルとなる。

 全面開業後の総売り場面積は建て替え前と変わらないが、食関連売り場は1万8000平方メートルと38%拡大する。10月8日は総売り場面積の89%に当たる4万7000平方メートル(うち食関連は1万6000平方メートル)がオープンする。

 建て替え前も食品が阪神梅田本店の強みだったが、22年春に完成する地下1階食品売り場に加え、地上1階には面積約330平方メートルの食のイベントスペース「食祭テラス」を設置。和菓子やお好み焼き、弁当、ワインとジビエに関連するイベントなどを開催する。全国各地の有名店のパンを集めた「パン テラス」、日替わり入荷の限定品を含めて約700種類のおやつを販売する「おやつテラス」、日本茶・紅茶・コーヒーの専門店も出店する。

 9階の「阪神大食堂」にはフレンチや創作中華など話題の8店舗が揃う、広さ1850平方メートルのフードホールを開設。うどんすき・日本料理の「美々卯」、洋食の「はり重グリル」など関西の老舗レストラン7店舗も出店する。

 また、地下2階「阪神バル横丁」では女性が一人で気軽に食事や酒類を楽しめるようカウンターを配置。居酒屋、焼き鳥、中華点心、スペイン小皿料理などの店を集積する。

記事執筆者

ダイヤモンド・リテイルメディア デジタル推進室 / 株式会社ダイヤモンド・リテイルメディア

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