まさに怒涛の出店!最新店「ロピア千城台店」の売場を解説
精肉売場ではセンター商品の比重が高まる?
精肉売場では、壁面に「牛肉一頭買い」「肉のロピア」と大きく記したパネルと牛の各部位の名称と特徴が記載されたサインを大きく掲げている。ロピアではもはやおなじみの売場演出だ。
ロピアの来店客の多くが、長く滞留するのがこの精肉売場であり、とくに週末は男性客が自ら商品を選別する様子を頻繁にみかける。家族連れのお客は会話が弾んでいるのがわかる。ロピアの“看板通り”といった様相で、ほかのチェーンではあまり見られない光景である。
豚肉をセンター納品、牛肉と鶏肉を店内加工で提供する、ロピア標準の商品政策をとっているが、最近の新店では牛肉もセンター納品が多くなっているようで、品揃えが安定しつつある印象だ。
調査日は、島根県産の黒毛和牛をメーン商品に据え、「サーロインステーキ」(100g498円)で販売。茨城、青森、埼玉など日替わりで産地を変化させているようだ。センター加工では神奈川県産「みなもと牛」を充実させている。輸入牛は豪州産「鳴尾牛」、米国産「熟成肉プレミアムアンガス牛」を品揃えする。豚肉は「千葉県産三元豚」、鶏肉を「千葉産ハーブ鶏」と、地元である千葉県産の商品を重視しているようだ。精肉売場はどのコーナーもほかのチェーンにはない活気にあふれている。
後編では、インパクトあふれる寿司関連商品で注目の鮮魚売場のほか、日配、加工食品、菓子、酒類などの売場を解説する。
(店舗概要)
住所 千葉県千葉市若葉区千城台北 3丁目21-1
開店日 2020年7月6日
売場面積 約490坪(歩測)
営業時間 10:00~20:00
アクセス 千葉都市モノレール2号線「千城台」駅より直結