エクステリア物置部門第1位は 田窪工業所のスタイリッシュなライフスタイルを表現した物置
マーケット&プロダクト
無機顔料を有機顔料に変更
より鮮やかで多彩な色表現を実現
さまざまな意匠がプリントされたスチール製物置シリーズとして知られる「ペインタ」は、2022年にインクを従来の無機顔料から有機顔料に変更。本来の色彩が限りなく再現できるように進化を遂げた。
もともと「見せる物置」づくりにこだわり、定評のある扉色とは別に、面積のある扉をキャンバスに見立てて何かできないかと模索することから生まれた同シリーズ。結果的にたどり着いたのが日差しや水に強いというメリットもあるインクジェットを使った塗装技術だった。
有機顔料への変更によって、桜のようなやわらかなピンクから、バラのようなビビッドな赤、若葉の爽やかな緑から、森のような深い緑、さらに透きとおる海の水色から、深海を思わせる濃紺まで、さまざまな色表現が可能になったことで、いっそう注目を集めることになった。
グラフィックはイラストと実写、さらにその組み合わせを使用。版を必要としないため、データがあれば多様なデザインを盛り込むことが可能な自由さも特徴となっている。
シリーズ商品は、いずれも既存の吊り戸、連動吊り戸、2ロックシステム錠、各種オプションなどとすべて同様。デザインのラインアップは、収納庫タイプはムーンホワイトの本体にデザインが8種類。物置タイプは床・壁・棚がムーンホワイト、屋根・骨組みがタウングレーの本体に、デザインが5種類となっている。
用意されたデザインは、「ウッドキャンプ」「ブラックキューブ」「ミツカド」「デニム」「ボタニカルライフ」「ウォールペイント」「ブリックウォール」「クジラスイム」を揃え、いずれも飽きのこないデザインを採用。
物置タイプとしては、これらのうち「ウッドキャンプ」「ブラックキューブ」「ミツカド」「デニム」「ボタニカルライフ」を用意している。