マルエツ
ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(U.S.M.H)傘下のマルエツは、首都圏の一都五県でスーパーマーケット事業を展開。生鮮食品を中心のスーパーマーケット「マルエツ」のほか、地域特性に合わせた、都市型スーパーマーケットの「マルエツプチ」、輸入ものの食材や高級ワインなどを揃えた上質スーパーマーケット「リンコス」の屋号もある。
2023年3月、本間正治氏が新社長に就任。24年2月期を初年度とする3カ年中期経営計画は「成長に向けた基盤を整える時期」とし、その最重要部門にデリカ(総菜)を位置付け、24年を「デリカ改革元年」とした。24年3月には、同社初のデリカセンターを草加市に開設、オリジナル商品の製造、商品開発機能などを担う。
商品展開については独自ブランド「maruetsu365」のほか、24年2月期からはイオングループのプライベートブランド(PB)「トップバリュ」の露出強化にも取り組んでいる。
24年10月現在、マルエツ225店舗、マルエツプチ76店舗、リンコス6店舗の計307店舗を展開しているが、店年齢の高い店舗も多く、今後5年間で全店舗を対象とした活性化を図っていく。