東京・世田谷区に4店舗目! 「マルエツ千歳船橋店」の総菜売場をレポート

阿波 岳 (ダイヤモンド・チェーンストア 編集記者)
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マルエツ(東京都/本間正治社長)は530日、東京都世田谷区に「マルエツ千歳船橋店」(以下、千歳船橋店)をオープンした。小田急小田原線「千歳船橋」駅の北口から徒歩1分の好立地にあり、世田谷区内では4店舗目の出店となった。本稿では同店の総菜売場に焦点を当ててレポートする。

1階に即食・簡便商品を集積

 千歳船橋店の半径500m圏内には約16032人/8536世帯が居住しており、今後もさらなる人口増加が見込まれる。世田谷区平均と比較して単身世帯が多く、2039歳の若年層の割合が高い。

 建物は3層構造で、1階は総菜・酒類・飲料など即食・簡便ゾーン、2階は生鮮3品・加工食品・冷凍食品を展開。3階には医療系のテナントが入居する。12階の売場面積は合計約936㎡で、マルエツの2層構造の店舗としては標準よりやや広め。取り扱い商品数は約9030SKUで、このうち生鮮3品で約960SKU、総菜・ベーカリーで約250SKUを扱う。単身世帯が多いことから、総菜をはじめとした即食アイテムの販売にとくに力を入れている。 

 

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記事執筆者

阿波 岳 / ダイヤモンド・チェーンストア 編集記者

大学卒業後、社会の荒波にもまれる日々を経験。そこで書籍や会報誌の編集に携わるうちに、メディア事業への興味が芽生え、今に至る。
趣味は喫茶店巡りと散歩。喫茶店での一杯のコーヒーや、街角の散策を生きがいとしている。
これまで全都道府県を制覇するという小さな目標を達成した。何かを極めたり、制覇したりすることには、なぜか人一倍の熱意を注いでいる。
最近の悩みは、ここ数年で増えた体重との戦い。健康の大切さを意識しつつも、喫茶店のコーヒーに合わせたスイーツや、ランチの大盛りがやめられない。今日もまた元気に「大盛で!」と注文しつつ、明日こそ控えめにしようと心に誓っている。

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