三越伊勢丹、今期最終益計画を70億円に引き上げ 固定資産売却で

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伊勢丹のロゴ
2月1日、三越伊勢丹ホールディングスは、2022年3月期の連結最終利益予想を30億円から70億円へと上方修正した。写真は伊勢丹のロゴ。都内で2018年1月に撮影(2022年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[東京 1日 ロイター] – 三越伊勢丹ホールディングスは1日、2022年3月期の連結最終利益予想を30億円から70億円(前期は410億円の赤字)へと上方修正した。子会社が保有していた固定資産の売却益を計上したため。

連結売上高予想は、新型コロナウイルス感染症の先行きが不透明なことから、11月時点の予想から100億円引き下げ4250億円とした。国内百貨店については、一部インバウンドの回復を見込んでいたが、オミクロン株の感染拡大を受け、従来のトレンドに見通しを戻した。

構造改革を進めることで、営業利益予想は30億円(同209億円の赤字)で据え置いた。IBESがまとめたアナリスト7人のコンセンサス予想では、22年3月期の連結営業利益の平均値は41億円だった。

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