神戸物産(業務スーパー)
「食の製販一体体制」強化をグループ目標に掲げる神戸物産の中心的事業が業務スーパー事業だ。国内グループ工場(25工場)で製造するオリジナル商品約340アイテムや、約40カ国からの直輸入約1500アイテムによる、競合店には並ばないプライベートブランド(PB)商品の開発により、集客力を高めている。
業務用食材からスタートしたが、近年の客層の9割は一般客。直営3店舗をのぞき、フランチャイズ運営で、2021年には全都道府県への店舗展開を果たし、店舗数は現在1000店舗程度となっている。
総菜コーナー「馳走菜(ちそうな)」の展開に注力するほか、売場面積50坪程度の小型店の取組みも進めている。業務スーパーが重視する経営指標は既存店売上高。対前期比伸長率2%以上をめざす。22年10月期より、3カ年の中期経営計画が始動。24年10月期、グループ売上高4100億円、営業利益320億円、ROE20%以上を経営目標に掲げている。
代表取締役社長 : 沼田 博和
売上高 | 売上高 総利益率 | 売上高 営業利益率 | 売上高 販管費率 | 売上高 経常利益率 | 売上高 当期純利益率 |
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362,064百万円 | 11.9% | 7.5% | 4.3% | 8% | 5.4% |
決算期:2021年10月 / 連結