副社長に元プラダジャパン社長=店舗改装、海外ブランドと交渉―そごう・西武

時事通信社
Pocket

ダヴィデ・セシア そごう・西武次期副社長
〔写真説明〕ダヴィデ・セシア そごう・西武次期副社長(同社提供)

 そごう・西武は25日、元プラダジャパン社長のダヴィデ・セシア氏(56)を11月1日付で副社長に起用すると発表した。西武池袋本店(東京都豊島区)などの売り場改装で、海外ブランドとの交渉に同氏の知見を生かしたい考え。

 ダヴィデ氏はイタリア生まれで、2000年にプラダジャパン社長に就任。海外ブランドを中心に日本での職務経験は約30年にわたる。同氏は「社会変化や消費者ニーズに合致した百貨店として発展させたい」とのコメントを出した。 

 そごう・西武は9月にセブン&アイ・ホールディングスから米投資ファンドに売却された。池袋本店の約半分に家電量販大手「ヨドバシカメラ」が出店する予定で、残り半分の百貨店の売り場構成を巡り、「ルイ・ヴィトン」などとの交渉が大詰めを迎えている。 

関連記事ランキング

関連キーワードの記事を探す

© 2024 by Diamond Retail Media

興味のあるジャンルや業態を選択いただければ
DCSオンライントップページにおすすめの記事が表示されます。

ジャンル
業態