コメリ　第2四半期は営業利益が19.0％減

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　コメリが10月24日に発表した2024年3月期第2四半期決算（連結4月1日～9月30日）は、営業収益が前年同期比1.8％減の1,942億円、営業利益は19.0％減の138億円となり、減収減益となった。

　第1四半期は、天候不順の影響を受け、主力フォーマットのハード＆グリーンを中心に、ガーデニング・家庭菜園関連商品、資材の販売が前年を大きく下回った。第2四半期は、7月以降の記録的な猛暑で、エアコン・空調機器や夏物作業衣料などの季節商品の販売は堅調に推移したものの、園芸農薬や屋外作業関連商品が低迷。力を入れている建設事業者向けのネジ・機械釘・セメントなどの消耗品や農業者向けの農薬、刈払機、ペット・カー用品部門のPB商品の堅調な動きが、かろうじて売上を下支えした。

　営業利益については、核カテゴリーの園芸・農業資材の販売が苦戦したことに加え、原料の高止まりや円安の長期化による仕入価格の上昇などの影響を受け、営業総利益が4.8％減となったことが響いた。