百貨店4社、マスク「客判断」=イオンも、従業員は着用継続―新型コロナ

時事通信社
Pocket

日本橋三越本店
〔写真説明〕日本橋三越本店=東京都中央区(時事通信社)

 三越伊勢丹ホールディングス(HD)は6日、店内でのマスク着用について、13日から来店客の判断に委ねることを決めた。従来は着用を「依頼」してきたが、同日から屋内外を問わず任意とする政府方針を踏まえて緩和する。一方、従業員のマスク着用は、買い物客らの安心安全を確保するため当面継続する。

 このほか大丸松坂屋百貨店を傘下に持つJ・フロントリテイリング、高島屋、そごう・西武も同様の対応を取る。

 三越伊勢丹HDなどは、消毒液やパーティション、検温器の設置も当面続ける。そごう・西武は、従業員は原則マスク着用とした上で、出店ブランドなど取引先の方針次第で柔軟に対応することにしている。

 また、イオンも6日、新型コロナウイルスの感染対策の内容を13日から変更すると発表。来店客へのマスク着用要請は行わない一方、従業員の着用は継続する。検温器などの設置も続ける。

関連記事ランキング

関連キーワードの記事を探す

© 2024 by Diamond Retail Media

興味のあるジャンルや業態を選択いただければ
DCSオンライントップページにおすすめの記事が表示されます。

ジャンル
業態