サントリー、2ブランドで若年層狙い=23年のRTD戦略

時事通信社
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サントリー「BAR Pomum(バー・ポームム)〈林檎とジンジャー〉」
「BAR Pomum」ブランドの新商品「林檎とジンジャー」(画像はプレスリリースより)

 サントリーは28日、缶チューハイなどRTD(レディー・トゥ・ドリンク)分野の2023年戦略を発表し、20~29歳をターゲットにした商品展開を進める方針を示した。まずは3月、「BAR Pomum」ブランドの新商品「林檎とジンジャー」を発売。味の種類が豊富な「ほろよい」ブランドの販促も強化し、好みが多様な若い世代の需要取り込みを進める。

 同社のRTD分野では、21年4月から1年間の20~29歳の顧客数が、前年同期と比べ5%減少し、課題となっていた。一方、市場調査では若年層が「最近1年間で飲むようになったお酒」にRTDを挙げるケースが多いため、2ブランドを軸に若年層へのアプローチを強化する。

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