マツキヨココカラ、ベンチャー投資ファンドを設立 10年で50億円を投資

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コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)として「MC&C投資事業有限責任組合」をSBIホールディングス子会社のSBIインベストメントと共同で設立すると発表した。

 ドラッグストアのマツキヨココカラ&カンパニーは1月16日、コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)として「MC&C投資事業有限責任組合」をSBIホールディングス子会社のSBIインベストメントと共同で設立すると発表した。

 ファンドの規模は50億円で、4月1日の設立を予定する。運用期間は10年間で、SBIインベストメントが運営する。SBIインベストメントが持つスタートアップ投資の知見やネットワークを生かし、マツキヨココカラのDX(デジタルトランスフォーメーション)や中長期での新規事業開発につながる国内外の有望なベンチャー企業に投資する。

 投資に当たっては、全国に3300店を超えるドラッグストアと調剤薬局を展開するマツキヨココカラとのシナジーを考慮する。

 SBIインベストメントは、人工知能(AI)、ブロックチェーン、フィンテック、IT、バイオ・ヘルスケア、環境エネルギー分野などのベンチャー企業に投資している。昨今は、事業会社がオープンイノベーションの手段の一つとしてCVCを設立する例が増えており、SBIインベストメントが運営するCVCファンドの累積出資約束金額は1230億円超(1月15日時点)となっている。

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