「ららぽーと堺」が11月8日開業、施設中央に屋内型スタジアムコート

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「ららぽーと堺」の外観イメージ
食品スーパーの「ロピア」など212のテナントが出店する

 三井不動産は11月8日、大阪府堺市に大型ショッピングセンター(SC)「三井ショッピングパーク ららぽーと堺」を開業する。関西で4つ目の「ららぽーと」となる同SCには、関西初出店の33店を含む全212店が出店する。

 大阪の南北をつなぐ主要幹線道路である国道309号に接する同SCは、阪和自動車道・美原北インターチェンジ(IC)、美原南ICからも近い。敷地面積は約7万4300㎡。店舗棟は地上3階建てで、店舗面積は約5万6200㎡となる。

 施設中央には、屋内型のスタジアムコート「Fansta X Stadium(ファンスタクロススタジアム)」を設ける。大規模な吹き抜け空間に設置された542インチの大型ビジョンでスポーツなどのイベント観覧を楽しめる。スポーツや音楽、ダンスなどのイベントも開催する予定。約1400人が観覧可能で、周囲にはテラス席やベンチ席、飲食を楽しめる「Sakai Food Stadium(サカイフードスタジアム)」も併設する。

 店舗棟の北西側には「MIHARAパーク」と呼ぶ広場を設置する。子ども用遊具を置いた「プレイゾーン」、スケートボードやBMXを体験できる「アーバンスポーツゾーン」、植栽を配した小道「MIHARAプロムナード」、館内からテークアウトした食事を楽しめる「テラスゾーン」などを設ける。

 1階の食物販スペース「Sakai Food Marche(サカイフードマルシェ)」には、食品スーパーの「ロピア」、地元農産物を中心に販売する「農林産物直売所 葉菜の森」、地元水産店「大起水産 街のみなと」、パティスリー「シャノワール」が出店する。

 そのほか、「ポロラルフローレン」「カルバンクライン」「ラコステ」などのファッションブランド、カジュアル衣料の「ユニクロ」「H&M」、スポーツ用品の「スーパースポーツゼビオ」「ムラサキスポーツ」、ベビー・マタニティ用品の「アカチャンホンポ」、インテリア用品の「フランフラン」などの物販テナントが入る。

 3階のフードコート「Sakai Food Kitchen(サカイフードキッチン)」は、エリア最大級の1400席超の座席数を有する。大阪の名店「麺や 福はら」や「讃岐うどん 白庵」など20店舗が集結する。

 同SCは省エネ設計となっており、建築物省エネルギー性能表示制度(BELS)に基づく評価で、大規模商業施設としては初めて「ZEB Oriented(物販等)」の認証を取得した。建物屋上に95枚の太陽光パネルを設置し、施設で消費する電力の一部を賄う。

「ららぽーと堺」内の「Fansta X Stadium」のイメージ
1400人が観覧可能な「Fansta X Stadium」では、ライブビューイングやスポーツイベントなどを開催する

■施設概要

名称 「三井ショッピングパーク ららぽーと堺」
所在地 大阪府堺市美原区黒山22番1
開業日 2022年11月8日
敷地面積 約7万4300㎡
建物構造 鉄骨造地上3階建て(店舗棟、屋上駐車場)
延床面積 約14万3600㎡(店舗棟:約9万200㎡、立体駐車場棟:約5万3400㎡)
店舗面積 約5万6200㎡
店舗数 212店舗
駐車台数 約3050台

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