ココカラファイン、調剤薬局大手クオールと業務提携

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 ドラッグストア大手のココカラファイン(横浜市)は7月31日、調剤薬局大手クオール(東京都港区)と業務提携することで基本合意した。

 両社は今後、「業務提携委員会」を設置、薬剤師の採用や育成及び交流、医薬品など商品の共同調達、什器・備品などの共同調達、物流やシステムの共有などについて協議する。

 業務提携の成果を確認しながら、将来的には資本提携にまで踏み込む方針。ただ、資本提携の時期などについては未定だ。

 クオールは医薬品卸大手のメディパルホールディングスが筆頭株主で、コンビニエンスストアと薬局が一体化した店舗をローソンと展開するなどしている。2014年3月期の売上高は1009億円で、520店舗を展開している。

 同日、ココカラファインが発表した14年4~6月期の連結業績は売上高が前年同期比3.8%減の825億円、営業利益が85.2%減の約3億円だった。消費増税前のまとめ買い需要の反動で減収減益となったが、15年3月期通期では売上高が3.6%増の3620億円、営業利益が7.5%増の80億円を見込んでいる。

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