三井不動産、台湾のアウトレットモール、15年開業へ

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 三井不動産は12月11日、同社としては台湾で初となるアウトレットモール「台湾林口アウトレット計画(仮称)」の開業を当初予定していた2017年から15年後半に前倒しすることを明らかにした。

 行政手続が順調に進み、テナント営業活動でも出店候補者から高い評価を得ているため、開発スケジュールを短縮化できる見通しとなった。この計画は台湾北部の新北市が行った入札で三井不動産が選定されたもので、約6万7000平方メートルの敷地に店舗面積約4万5000平方メートルの施設を建て、ファッションブランドや複合映画館、スーパーマーケット、飲食店など約200店舗が入居する予定。

 同社は商業施設と住宅分譲で17年度までに約5000億円の海外投資を行う計画。中国では浙江省寧波市で2011年にアウトレットモールを開業したほか、上海市ではショッピングセンター「ららぽーと上海金橋」(17年開業予定)、マレーシアのクアラルンプール国際空港近くでもアウトレットモール(15年開業予定)の開発を進めている。

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