コーナン商事、２月期は売上高0.7％増、営業利益26.6％減
コーナン商事の2014年２月期売上高（個別）は、前期比0.7％増の2737億円となった。一方、営業利益は、26.6％減の119億円、経常利益は28.3％減の102億円、当期利益は22.6％減の58億円と、大幅な減益となった。
売上総利益は、円安による輸入商品の仕入価格上昇などにより0.5％減少し981億円となり、売上総利益率は35.9％と前期から0.4ポイント低下した。販売管理費は40億円の増加となったことから、販売管理費率は1.2ポイント悪化して36.3％。売上総利益と販売管理費から見ると、実質的には赤字で、不動産収入などによる133億円を加えて黒字決算となった。
2015年２月期は、売上高2800億円（2.3％増）、営業利益125億円（4.3％増）、経常利益105億円（2.4％増）、当期利益60億円（2.0％増）を見込む。
日販改善のローソン 原材料の調達国を分散化するねらいと成果とは