クックパッド、ECでツルハ、ココカラファインと連携、日用品・飲料など販売

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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画面ツルハドラッグとココカラファイン、クックパッドマートのロゴとアプリ画面
都内の一部地域では、クックパッドマートアプリでツルハ、ココカラファインの商品を購入できるようになった

 クックパッドは、生鮮食品EC(インターネット通販)の「クックパッドマート」で、ツルハホールディングス(HD)傘下のツルハ、およびココカラファインのドラッグストア2社との連携をスタートさせた。これにより、東京都内の一部地域で日用品や飲料など生鮮食品以外の商品をクックパッドマートで購入できるようになった。

 クックパッドマートは地域完結型のECプラットフォームで、スマートフォンアプリで注文を受けた商品を地域の精肉店や鮮魚店などから集荷、コンビニエンスストアやドラッグストアなどの店頭に設置した宅配ボックス「マートステーション」で受け取る。マートステーションは、東京都と神奈川県で約200カ所に設置している。2020年4月からは、有料の宅配サービスも始めた。

 連携の第1弾として、都内の「ツルハドラッグ 柿の木坂店」(世田谷区)、「同 目黒中根店」(目黒区)、「同 西糀谷店」(大田区)の3店舗にマートステーションを設置。10月21日から、これらの店舗で販売する日用品や飲料などをクックパッドマートアプリで購入できるようになった。各店舗から半径3キロメートル圏では宅配サービスも利用できる。ツルハHDでは、新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、混雑を避けて買い物をしたい消費者の利用が期待できるとしている。

 10月22日からは、「ココカラファイン中延店」(品川区)でもクックパッドマートとの連携を始めた。クックパッドは今後、連携する小売業や対象店舗を順次増やしていく予定だ。

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