ロシアネット通販オゾン、ソフトバンクGやアマゾンが関心=株主

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システマはこれまでに、オゾンに出資するパートナーを模索していることを明らかにしていた。写真はロイター

[モスクワ 27日 ロイター] – ロシアの複合企業、システマ傘下のネット通販企業・オゾンの取得を巡り、ソフトバンクグループや米アマゾン・ドット・コムがシステマに接触したことが分かった。システマの主要株主、ウラジミール・エフツシェンコフ氏が27日に明らかにした。

協議が現在も続いているか、終了したかは明らかでない。システマはこれまでに、オゾンに出資するパートナーを模索していることを明らかにしていた。システマは40%超のオゾン株を保有する。

エフツシェンコフ氏はシステマの年次株主総会後、記者団に対し「オゾンに対する海外投資家の関心は非常に高い」と述べ、「アマゾンが(資本)参加という観点から検討しているロシア企業はオゾンだけだ」と指摘。ソフトバンクGも関心を示していると語った。

同氏はまた、オゾンのアレクサンドル・シュルギン最高経営責任者(CEO)が「5、6カ月前」にアマゾンのジェフ・ベゾスCEOと会ったと述べた。

システマの広報担当者はコメントを控えた。

オゾンに対してはロシアの銀行最大手ズベルバンクも関心を示しているとされ、複数の関係筋は今月ロイターに対し、同行が大規模な出資を協議していると明らかにしている。

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