デパ地下宅配、三越伊勢丹は22日、H2Oは23日から首都圏で

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 大手百貨店が首都圏を対象とした食品の宅配事業を相次いでスタートさせる。三越伊勢丹ホールディングスは10月22日から「三越伊勢丹エムアイデリ」のサービス名で、阪急阪神百貨店を傘下に持つエイチ・ツー・オーリテイリングは子会社の阪急キッチンエール東京を通じて23日から開始する。

 三越伊勢丹では傘下の三越が有機野菜や自然食品の通信販売業者「大地を守る会」と提携して野菜やデパ地下総菜などの宅配サービス「三越くらしの御用達便」を展開してきたが、今回は取り扱い商品を従来の2倍の約1200品目に拡充、独自仕入商品も約10倍に増した。配送エリアは東京都、神奈川県など関東の1都6県全域。

 一方、近畿や九州ですでに実績のある阪急キッチンエールの品揃えは常時3000品目以上。生鮮食品や加工食品、日用雑貨のほかデパ地下で販売する地方名産品やスイーツなども取り扱う。配送エリアは東京都区部からスタートし、神奈川県東部などに広げていく予定。

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