バロー、今期は食品スーパー17店を新設、営業収益4000億円突破へ

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 食品スーパーやホームセンターなどを展開するバローは2012年3月期も食品スーパー17店舗を新設するなど積極的な出店を続ける。

 同社はスーパーマーケット(SM)事業において、11年3月期から5ヵ年で80店舗の出店を目標に掲げており、前期も16店舗を新設した。地盤とする東海・北陸地方のほか、長野県や滋賀県でも新規出店を続け、商勢圏を拡大する。

 ドラッグストア事業では今期20店舗の出店を計画。ホームセンター(HC)も3期ぶりに出店を再開する。こうした積極出店によって12年3月期の連結営業収益(売上高と不動産収入などの合計)は4000億円を突破し、前期比10.6%増の4195億円にまで拡大する見込みだ。営業利益も14.6%増の141億円と2期連続での増益となりそう。

 同社の11年3月期の主なセグメント別の営業収益は、SM事業が2699億円、HC事業が389億円、ドラッグストア事業が506億円だった。SM事業ではチラシ特売を減らし、毎日低価格で商品を販売するEDLP政策の推進などによって既存店売上高は1.1%のプラスを達成した。

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