9割がフードロス削減に興味!「訳あり商品」の利用意識はどう変わった? 

2021/11/03 05:55
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インターネットによる訳あり商品の購入サイト「SUKUERU(スクエル)」の立ち上げを計画している株式会社ウィナス(東京都/浜辺拓社長)は「フードロス」「SDGs」という言葉を知っている20歳~59歳の男女111名に対し、賞味期限切迫商品などの「訳あり商品」に関する意識調査を実施し、その結果を発表した。

i-stock/Daisy-Daisy

85.6%の人が「フードロス削減」に興味

「Q1.あなたは、フードロスの削減に興味がありますか。」と質問したところ、「非常に興味がある」が38.8%、「やや興味がある」が46.8%という回答だった。また、「Q2.あなたは、手軽に社会貢献したいと思いますか。」という質問には次のような回答が得られた。

  • 非常にそう思う:33.3%
  • ややそう思う:54.1%
  • あまりそう思わない:9.0%
  • 全くそう思わない:3.6%

8割以上が、訳あり商品であっても「購入に抵抗はない」と回答

 「Q3.あなたは買い物をする際に「賞味期限切れ間近」や「旧パッケージ品」「パッケージの破損」などの商品であっても、購入に抵抗はありませんか。」の質問には、「ほとんど抵抗はない」が41.5%、「あまり抵抗はない」が40.5%という回答だった。

 わけあり商品に「ほとんど抵抗はない」「あまり抵抗はない」と回答した人に理由を聞くと、次のような回答が多かった。(複数回答)

  • 安く買えるものが多いから:65.9%
  • 特に品質に影響はなさそうだから:65.9%
  • もったいないと感じるから:42.9%
  • 手軽な社会貢献に繋がると思うから:39.6%
  • フードロス削減に少しでも貢献したいから:36.3%
  • その他:2.2%
  • わからない:1.1%

 また、自由回答欄には次のような声が記されていた。(一部抜粋)

  • 53歳:その日に食べるのであれば安い方がよいから
  • 57歳:中身に影響がなければ構わない
  • 27歳:実際に食べて大丈夫だったから
  • 56歳:味などが悪化している訳ではないから
  • 50歳:地球のためにゴミを減らしたい

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記事執筆者

ダイヤモンド・チェーンストア編集部 / 株式会社ダイヤモンド・リテイルメディア

ダイヤモンド・チェーンストア編集部は、業界をリードする提案型編集方針を掲げ、小売業の未来を読者と共に創造します。私たちは単なるニュース伝達に留まらず、革新的なビジネスモデルやトレンドを積極的に取り上げ、業界全体に先駆けて解説することを使命としています。毎号、経営のトップランナーへの深掘りインタビューを通じて、その思考や戦略を読者に紹介します。新しくオープンする店舗やリニューアルされた店舗の最新情報を、速報性と詳細な分析で提供し、読者が他では得られない洞察を手に入れられるよう努めています。私たちの鋭い市場分析と、現場の細部にわたる観察を通じて、注目すべき店舗運営の秘訣を明らかにします。

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