米ターゲット、2〜4月期の営業利益は5倍の伸び、既存店が22.9%の大幅増収

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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米ターゲットの従業員
前年同期に140%増を記録した店舗起点のEC売上高は、さらに50%伸びた

 米ディスカウントストア大手のターゲットが発表した2021年2〜4月期の業績は、売上高が前年同期比23.3%増の238億ドル(約2兆6000億円)、営業利益は約5倍の23億ドル、純利益は約7.4倍の20億ドルだった。

 既存店売上高が22.9%の大幅増収となり、利益の飛躍的な拡大につながった。ターゲットは既存店売上高の内訳として、店頭売上高と店舗起点のEC(インターネット通販)売上高を公表しているが、店頭売上高は18%増、EC売上高は50%増だった。

 新型コロナの影響で来店客数が減り、店頭売上高の伸びが0.9%の微増だった前年同期に比べて大きく改善した。また、EC売上高は前年同期に140%の大幅増を記録していたが、店舗での即日受け取りや宅配サービス子会社シップト(Shipt)による当日配送の利用が増え、前年同期をさらに上回った。

 EC商品の受け取り方法別に伸び率を見ると、車に乗ったまま駐車場で受け取る「ドライブ・アップ(カーブサイド・ピックアップ)」が123%増、店内カウンターで受け取る「オーダー・ピックアップ」が52%増、シップトによる配送が86%増だった。

 商品部門別の売り上げでは、衣料品が60%台の伸びとなる一方、食料品は1ケタの伸びにとどまった。前年同期は内食需要拡大で食料品が大きく伸び、逆に衣料品は売れなかったため、その反動が出た。

 5〜7月期については、既存店売上高の伸びが1ケタ台半ばから後半に落ち着くと同社では見込んでいる。

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