米スタバ、欧州などで持参カップ受け入れ中止 新型ウイルス対策で

ロイター
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ロンドンのスタバ店舗
米コーヒーチェーン大手スターバックスは、欧州、中東およびアフリカの店舗について、顧客が持参した再利用可能なカップ類や魔法瓶の受け入れを中止した。写真はロンドンの店舗で6日撮影(2020年 ロイター/Henry Nicholls)

[6日 ロイター] – 米コーヒーチェーン大手スターバックス(スタバ)は、欧州、中東およびアフリカの店舗について、顧客が持参した再利用可能なカップ類や魔法瓶の受け入れを中止した。新型コロナウイルスの感染拡大防止策だが、持参した人に対する割引サービスは従来通り継続するという。

同社は4日、米国でも類似の措置を発表している。

コーヒーチェーンの間では近年、紙コップやプラスチックのふたの使用軽減を目指し、顧客に再利用可能なカップや保温タンブラーなどの持ち込みを推奨する動きが広がっている。多くは持参促進のため割引やスタンプ追加などのサービスを行っている。

スタバは今回の発表について、「カップ持参の顧客には従来通り割引を適用する。一方、顧客に再利用容器を使う選択肢がなくなるため、英国とドイツで行っていた紙コップ料金の徴収を中止する」と説明した。

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