約7兆円のGMS市場売上ランキング 上位6グループのシェアが約9割に
総合スーパー(GMS)市場は、上位6グループのシェアが全体の約9割に達している。なかでも、パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(東京都:以下、PPIH)がユニー(愛知県)を買収した増収効果などにより上位企業の寡占化が一気に進んでいる。
イトーヨーカ堂のシェアは1.4pt減
2020年度のGMSの市場規模は17社の営業収益を合計した7 兆3106 億円。同年度はPPIHにおいて、19年1月に完全子会社化したユニーとUDリテール(神奈川県)の売上高がフルで加算(前年度は半期分のみ)されるようになったこと、また西友(東京都)が直近の売上高を公開しランクインしていることなどから、上位6社の合計営業収益が6兆4965億円(対前年度比7.0%増)と拡大した。シェアは同5.7ポイント(pt)増の88.9%と約9割に達している。
イオン(千葉県)グループの計5社の営業収益合計は2兆7174億円で、市場シェアは最大の約4割を占める。同社は20年度、グループ傘下の食品スーパー(SM)とGMS計14社を6つのエリアへと統合する再編を一段落させた。GMS企業では、
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