新型コロナウイルス拡大、春節控えインバウンド需要の期待が高まる時期を直撃

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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東京株式市場
1月21日、日経平均は4日ぶり反落、新型肺炎拡大懸念によるアジア株安で。
写真は東京株式市場で昨年1月撮影(2020年 ロイター/Kim Kyung Hoon)

21日の東京株式市場は前日に続き、小売業の続落が目立った。要因として考えられるのは中国発の新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大懸念がありそうだ。

 主なところだと大丸・パルコを傘下に持つJ.フロントリテイリングは前日から-1.7%下落、三越伊勢丹は-2.2%となった。毎年、多くのインバウンド需要を取り込み話題となるドラッグストア業態においても、マツモトキヨシHDは-1.8%、ココカラファインも-1.9%となった。

 春節を控え、小売各社はインバウンド需要による消費拡大が期待されていた。昨年10月の消費税増税の影響が長引いており、スーパーマーケットを中心に苦戦が伝えられていた中で、さらなる業績の懸念材料となりそうだ。

春節は1月24日から。昨年度の1~2月の訪日中国人旅行者は70万人を超えた。

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