11月全国百貨店売上高は前年比6.0%減=日本百貨店協会

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百貨店の様子
12月20日、日本百貨店協会が発表した11月の全国百貨店売上高は、店舗数調整後で前年比6.0%減の4937億円と、2カ月連続のマイナスとなった。写真は2014年12月、都内で撮影(2019年 ロイター/Yuya Shino)

[東京 20日 ロイター] – 日本百貨店協会が20日発表した11月の全国百貨店売上高は、店舗数調整後で前年比6.0%減の4937億円と、2カ月連続のマイナスとなった。消費増税前の駆け込み需要の反動が高額商材を中心に残ったことに加え、温かい日が多かったことで防寒アイテムの売り上げも鈍かった。

商品別では、高額品を含む雑貨が同10.3%減、身の回り品は9.7%減となった。一方、主力の衣料品は防寒品を中心に8.6%減となったが、下旬から気温が低下したことで、コートなどの重衣料に動きが出てきた。

訪日外国人向け売り上げも円高などを背景にふるわず、同5.3%減となった。

歳暮商戦については、ウェブでの受注が好調で、堅調な推移となっている。

調査対象の百貨店は76社・208店舗。

東京地区は前年比4.7%減と、2カ月連続のマイナスとなった。a

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