全国百貨店、9月の売上高は4.3%減、東京と中部は前年上回る

ダイヤモンド・リテイルメディア デジタル推進室
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都内の横断歩道を渡る人々
10月25日、日本百貨店協会が発表した9月の全国百貨店売上高は、店舗数調整後で前年比4.3%減の3188億円と、2か月連続でマイナスになった。東京都で8月5日撮影(2021年 ロイター/Androniki Christodoulou)

 日本百貨店協会が発表した全国百貨店の9月の売上高は、既存店ベースで前年同月比4.3%減と、2カ月連続のマイナスだった。緊急事態宣言とまん延防止等重点措置による外出自粛で客数が12.2%減少した。

 感染者数が減少するにつれ、中旬以降は一部回復傾向も見られた。地区別では10大都市が3.5%減、その他の地方が6.2%減だったが、東京(0.7%増)と中部(5.7%増)の2地区は前年をクリアした。

 商品別では、食料品が1.0%の微減と健闘した。物産展などの催事のほか、菓子(0.9%増)と総菜(3.5%増)が好調だった。また、富裕層を中心にラグジュアリーブランドや時計、宝飾品など高額品へのニーズは強く、美術・宝飾・貴金属は1.0%増と8カ月連続で前年実績を上回った。

 売り上げ全体の4分の1強を占める衣料品は、ビジネス関連が厳しく5.6%減、家具・家電などの家庭用品は12.5%減だった。

 なお、消費増税前の駆け込み需要があった19年9月との比較では、売上高は36.4%減、客数は38.6%減だった。

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