週刊コンビニニュース
セブン-イレブン、UR団地に実質初出店

2019/05/14 05:00

1週間のコンビニに関するニュースをまとめた『週刊コンビニニュース』。団地や病院、区役所などの公共施設への出店が目立つ。出店余地を残している立地として判断した結果かどうかは別として、便利さを感じさせてくれる出店であることに疑いはない。買物弱者が生活する場所は依然として存在し、そうした立地への出店を機にCVS業態がさらに進化する可能性がある。(5月7日~5月13日のニュースをまとめました)

①セブン-イレブン
「ヤフネコ!パック」の受付開始

 ヤフオク(ネットオークション・フリマサービス)、ヤマト運輸と連携し、58日から配送サービス「ヤフネコ!パック」の受付を開始した。

 セブン-イレブンでの「ヤフネコ!パック」の受付開始により、ヤフオクの発送窓口が大幅に広がり、出品者の利便性がさらに向上する。

 発送の仕方は、落札者の支払完了後に出品者は梱包した荷物とスマートフォンをセブン-イレブン店舗に持ち込み、ヤフオク取引画面で発行されるバーコードをレジで提示するだけで発送手続が完了する。また、伝票への宛名書きやレジでの送料支払いは、すでにヤフオクとの取引上で処理されているため、不要となる。

 ヤフオクとヤマト運輸は、全国一律送料、氏名や住所などの情報を相手に知らせずに商品を配送できる匿名配送に対応している。したがって、店舗従業員はバーコードをスキャン後、レシートを利用者に渡し、荷物を受け取るだけの簡単な作業で済む。

 

②セブン-イレブン
UR団地への実質出店第一号 

 JS森之宮団地店が510日にオープンした。日本総合住生活(JS)との協同による出店で、独立行政法人都市再生機構(UR)との間で締結した連携協定に基づく本実施第一号店となる。

 URCVS各社と連携協定を結んでいるが、セブン-イレブンについてはJSが連携して運営することになる。20167月の連携協定に基づくもので、試行第一号店の「セブン-イレブンJS美住一番街店」(東京都東村山市)は、20174月に営業を開始。「セブン-イレブンJS森之宮団地店」は、本実施第一号店となる。

 団地の利便性向上と活性化推進を目的とする取り組みとしては初の店舗で、両社の業務提携により、双方が有するノウハウを共有・活用することで、団地に居住する顧客の生活支援、サービスの提供、コミュニティ形成支援などが、さらに行いやすくなる。

 今後は、URが全国の賃貸住宅で展開を予定する生活支援やサービスの提供拠点として、積極的に参画していく。

・森之宮団地・・・933
・所在地・・・・・・・大阪市城東区森之宮1-5-101
・店舗面積・・・・・178.03

  

 ③ ポプラ
病院と区役所に連日の開店

 「生活彩家」が56日、7日にオープンした。2店舗とも公共性の高い場所への出店であり、品揃えにも工夫が見られる。

 6日にオープンしたのが「生活彩家 京都鞍馬口医療センター店」。同医療センターは、総合病院と健診センターが併設された地域の基幹病院で、便利な病院内CVSとして、通常のコンビニ商品に加え、院内で必要とされるさまざまな医療雑貨や日用品を豊富に品揃えした。また、ゆったりと過ごせるイートインスペースを設置し、飲食や休憩にも利用できるよう配慮した。
・所在地・・・・・京都市北区小山下総町27

 7日には「生活彩家 大宮区役所店」が開店。新庁舎1階に出店し、大宮アルディージャのグッズをはじめ、さいたま市大宮区の地元商品、便利でおしゃれな商品も取り揃えた。
・所在地・・・・・さいたま市大宮区吉敷町1-124-1

 

④ミニストップ
中国・大連市でエリアフランチャイズ契約 

 中国・大連市でのミニストップ事業展開ため、現地法人とエリアフランチャイズ契約を締結した。

 415日に締結を結んだのは、中国遼寧省大連市の現地法人・大連三寰集団商業管理有限公司。中国遼寧省でインフラ、不動産、小売、サービスの多種にわたる事業を展開する三寰集団有限公司の小売事業部門のなかの1社で、ミニストップは人材派遣を含めた経営サポートを行い、「ミニストップ」と「大連三寰集団商業管理有限公司」のダブルブランドで店舗を展開する。

 

⑤ファミリーマートの新商品
 一口サイズのフライドチキン、チルド弁当拡大

 ファミリーマートは、ナゲットでもなく唐揚でもない一口サイズのフライドチキン「ポケチキ」(税込200円)を514日から全国の店舗で販売する。今回の発売は、ホット、プレーン、チーズの3種類の味。①新鮮な鶏むね肉を使用、②粗めにカットした肉粒感あるジューシーチキン、③食べやすい一口サイズ、が特徴。

 514日には、人気のチルド弁当のラインナップを約1.5倍に拡大し、発売する。①コメの美味しさを向上、②新どんぶりシリーズの展開(女性客層をターゲットにした洋風・エスニックなどのカフェ系メニューの登場、鮮度感のある商品パッケージ)、③原料、製法の見直しで美味しさをアップさせた定番売れ筋商品(たまご系・中華系)、などにポイントを置いた。

 また、「ファミマカフェ」夏の新メニューも登場。新型コーヒーマシンを導入し、気温上昇に合わせて新たなアイスメニューも2品投入する。アイス抹茶ラテとアイスココアがそれで、いずれも税込258円。マイナス196°Cの液体窒素で瞬間冷凍した抹茶やココア味の「ビーズアイス」に、コーヒーマシンのミルクを注いでつくるアイスドリンクで、ミルクをビーズアイスが瞬間冷却することで氷が溶けにくく、冷たさと濃厚な味わいを楽しめる。販売は512日から。

 

⑤ミニストップの新商品
 最高金賞を受賞した名店監修の唐揚弁当

 「2018年からあげグランプリ®」(日本唐揚協会主催)で最高金賞を受賞した「舷喜屋」(げんきや)が監修した唐揚弁当を57日から発売した。「舷喜屋」は唐揚の激戦地区・大分県中津にある名店で、西日本しょうゆダレ部門で最高金賞を受賞。唐揚は醤油ベースに、にんにく、生姜、数種類のスパイス・ハーブで深い味わいを実現した。税込498円。

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