食品ロス削減につながる保険商品、あいおいニッセイ同和損保が開発

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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あいおいニッセイ同和損保とクラダシのロゴ
食品ロスの削減と社会貢献を結びつけた事業を展開するクラダシと共同で開発した

 あいおいニッセイ同和損害保険は、廃棄対象となった商品を食品メーカーから買い取って消費者に割安で販売するクラダシ(東京都品川区)と業務提携し、食品ロス削減につながる保険商品を開発した。1月下旬から販売を始める。

 開発したのは食品事業者向けの生産物回収費用保険「食eco」で、消費期限の誤表示などによりリコールを実施する際、廃棄費用と製造原価を補償する。リコール対象商品の品質に問題がない場合、クラダシが買い取ることによって食品ロスを削減、食品事業者(被保険者)には保険料を10%割り引く。

 クラダシは食品事業者から買い取った商品を最大97%引きで消費者に販売、売上げの一部を社会貢献活動団体に寄付する。

 国連の持続可能な開発目標(SDGs)では、2030年度に食品ロスを半減する目標が定められている。日本でも19年10月に食品ロス削減推進法が施行され、新型コロナウイルス感染拡大の影響もあって、食品ロス削減への気運が一段と高まっている。

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