タリーズコーヒー、閉店2時間前から食品2割引、ドーナツやサンドイッチなど

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タリーズコーヒーの「ECO割」のPOPを付けたフード
実施店舗では、「ECO割」のPOPを付けて対象商品が分かるようにする

 タリーズコーヒージャパンは12月17日から、ドーナツやサンドイッチなどのフード商品を2割引きで販売する「ECO(エコ)割」を全国の店舗で始めた。当日に消費期限を迎える商品を値引きすることで販売数量を増やし、食品ロス(廃棄)の削減を目指す。

 閉店2時間前をめどに、当日消費期限を迎える一部商品をECO割の対象とする。対象はショーケースに陳列されている冷蔵サンドイッチやドーナツ、スイーツなど。当日の在庫状況によって実施店舗や対象商品は異なる。

 実施店舗では、「ECO割」のPOPを付けて対象商品が分かるようにする。レジ前で販売している菓子やパッケージフードは対象外となる。

 農林水産省の推計では、2018年度の国内の食品ロスの量は600万トン。そのうち外食産業からの食品廃棄量は120万トン弱とされている。

 コーヒーチェーン大手ではスターバックスコーヒージャパンが21年8月から、閉店3時間前をめどにドーナツやサンドイッチなどの食品を20%引きで販売する「SAVE FOOD」プログラムを始めた。

記事執筆者

ダイヤモンド・リテイルメディア デジタル推進室 / 株式会社ダイヤモンド・リテイルメディア

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