楽天、「Rakuten EXPRESS」に路線バスを活用=岡山県岡山市および瀬戸内市で開始

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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楽天、路線バスを利用した配送サービス

 楽天は自社の配送サービス「Rakuten EXPRESS」において、両備HDの子会社である東備バス株式会社のバス路線網を活用した配送を、3月11日より本格的にスタートさせると発表した。対象となるエリアは岡山県岡山市および瀬戸内市

  サービスは「Rakuten EXPRESS」で運ぶ荷物を、東備バスが運営する路線バス内に設置された通い箱に入れて、西大寺バスセンター(岡山市東区)から、瀬戸内牛窓営業所(瀬戸内市)まで輸送。さらに瀬戸内牛窓営業所から各配送先までは、東備バスのバスおよびタクシードライバーが、「Rakuten EXPRESS」の専用配送車で配送する。

 岡山市は人口減少とともに、起伏に富んだ地形や狭小な住宅地など、効率的な配送が難しい地域となっている。

 楽天はこのような地域でも、既存の路線バス網を運送手段として活用することで効率的な配送を実現していくとしている。

路線バスを利用した配送サービスの流れ

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