徹底した「自前主義」で先進的な物流体制を実現!バロー、物流戦略の全貌とは

ダイヤモンド・チェーンストア編集部
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物流大

関西、東海、北陸、関東をまたがる広大な店舗網を持つバローホールディングス(岐阜県/田代正美社長:以下、バローHD)。広範囲に商品を安定的かつ効率的に届けるため、以前から物流機能の拡充を図ってきた。特徴的なのはすべてを“自前”で運営することを前提に、物流センターや配送インフラ、システムへの積極的な投資を行っている点だ。同社の先進的な物流戦略の中身とは。

「小売」ではなく「流通業」としての物流体制を構築

 バローHDの今日の物流戦略の礎となっているのが、1989年に岐阜県多治見市の本部近くに設置した自社運営の物流センターだ。

バローHDの岐阜県可児市にある「可児ドライ物流センター」と「可児チルド物流センター」
岐阜県可児市にある「可児ドライ物流センター」と「可児チルド物流センター」

 同社は当時から、ただ商品を仕入れて販売する「小売業」ではなく、自社で卸売や物流、さらに製造も手掛ける「流通業」を志向していた。その根幹となる物流を強化するべく、先行する米国の食品スーパー(SM)企業の物流システムを研究したうえで、大型物流センターの設置を決断した。

 2000年代に入ると、バローHDはさらに物流への投資を強化していく。その背景には、

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