安さだけじゃない! 主婦がカットサラダやプリンをドラッグストアで買う理由とは

平塚 千晶 (家計簿・家計管理アドバイザー)
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価格高騰が続くなか、節約上手な消費者は、特定の食料品を食品スーパーではなく、あえてドラッグストアで購入しています。しかし、“あえて”ドラッグストアで食料品を購入するのは「安価であること」だけが理由ではありません。前回に続いて、実際に3人の子供を育てる主婦がドラッグストアの食品を購入する理由を解説していきます。

ふりかけやカレールウは“お得感”から購入

 筆者がドラッグストアで食料品を購入する際に、意外と目に留まるのが「ふりかけ」類のコーナーです。筆者が通っているドラッグストアの「ウエルシア」では、比較的ふりかけの価格が安価な傾向にあります。品揃えに関してはスーパーマーケットのほうが豊富なことが多いですが、定番のふりかけを購入したい時などには、ウエルシアで日用品などの買い物をするついでに購入することも多くあります。ふりかけはかさばらないので、“ついで買い”をしやすい商品と言えます。

筆者がウエルシアで購入したふりかけ

 また、スーパーマーケットでも安く購入できるカレールウやシチュールウですが、ウエルシアでも特売などで安価になっている場合があります。そのため、日用品を購入する際に、ルウが特売価格になっていないか確認しています。

筆者がウエルシアで購入したカレールウ

 ただ、特売価格で販売しているにもかかわらず、見つけやすい場所に陳列していない店舗があり、そうした場合はついでに確認することを忘れてしまうこともしばしばあります。特売商品を見つけやすいよう、売場に工夫をすれば消費者はメリットを感じやすいかもしれません。

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記事執筆者

平塚 千晶 / 家計簿・家計管理アドバイザー

東京都在住。主婦歴20年以上。夫と子ども3人の5人家族。結婚と同時に家計簿をつけ始め、家計簿、家計管理、ポイ活などに詳しい。主婦業を中心とした執筆も多数あり、雑誌などへの掲載も多数。日本テレビ、フジテレビ、NHK、テレビ東京などにも出演。著書に「あきの新ズボラ家計簿(秀和システム)」「ズボラ家計簿」練習帖(講談社)など。

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