ハンズマン

独自のオペレーション。23年秋に大阪に出店予定

ハンズマン

九州エリアに23万SKUを抱える大型ホームセンターを11店舗展開する。「お客様第一主義」を基本経営理念に掲げ、接客面を重視するために経費節減もあって、あえてPOSシステムを導入しない方針を採る。

店舗は2階建で大きな吹抜けを持つ構造を基本とし、売場の視認性や回遊性、また圧倒的なボリューム感のある陳列と、手作業によるPOPや売場案内板などでお客を迎え入れるのが特徴で、業界内でも注目を集める。

2021年12月に5ヵ年(23年6月期~27年6月期)の中期経営計画を発表していたが、22年8月に、最近の経営環境等を踏まえ、数値計画を見直すと発表。最終年度の27年6月期に、売上高400億円、経常利益27億円とした。23年6月期の通期予想は、売上高316億円(前年同期比2.4%増)、営業利益14億(同26.4%減)。

23年9月末に、イオンタウンと共同で大阪府松原市に新設予定の「(仮称)イオンタウン松原新堂」に、売場面積約2万6000平方メートル規模の新店を出店する予定だ。ハンズマンが九州を離れて出店するのは初。しかも大阪府内への出店とあって、これも業界から注目を集めている。

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