ハンズマン GW期間の全店休業が影響して、20年6月期の売上高0.1%減

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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ハンズマン
新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、ゴールデンウィーク期間中に全店臨時休業を実施したことから、売上高は減収となったが微減に留まった。

 ハンズマンの2020年6月期の売上高は、前年同期比で0.1%減の311億円、営業利益は5.2%増の21億円となった。

 同社は、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、ゴールデンウィーク期間中に全店臨時休業を実施したことから、売上高は減収となったが微減に留まった。一方、粗利益に相当する売上総利益率が0.1ポイント(pt)伸びて31.1%となり、折込チラシやイベント開催の自粛に伴う広告宣伝費の減少等により販売管理費率が0.3pt改善して24.1%となったことから、増益となった。

 21年6月期は、通期売上高は前期比4.6%増の326 億円を見込んでいる。営業利益は1.4%減の21億5000万円と減益を予想したが、これは総額表示への切替えに伴う費用(約1億5000万円)の発生などにより販売管理費が増加することを見込んだため。経常利益は0.9%増の24億2700万円、当期純利益は同0.6%増の16億5200万円とした。

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