2月の外食売上高11.4%増=うるう年やインバウンド効果

時事通信社
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(i-stock/wilian franco heredia)

 日本フードサービス協会が25日発表した2月の外食産業売上高(全店ベース)は、前年同月比11.4%増、コロナ禍前の2019年同月比では15.7%増となった。うるう年で営業日が1日多かったことに加え、インバウンド(訪日客)需要で単価の高いメニューが好調だった。

 業態別では、ファストフードが前年同月比10.7%増。牛丼チェーンでアニメとのコラボ商品が売り上げを伸ばした。ファミリーレストランも冬の特産品を使った限定メニューが売れて12.8%増。より価格が高いディナーレストランでは特にインバウンドの恩恵が大きかったという。 

 パブ・居酒屋は10.8%増。ターミナル駅周辺など人流が多い地域の店舗が好調だったが、19年比では3割程度少ない水準だ。

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