【イオン】 GMS不振で5.8%の営業減益、3~5月期

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 イオンが発表した2016年3~5月期の連結業績は、売上高に当たる営業収益が前年同期比1.3%増の2兆461億円と増収を確保したが、GMS(総合スーパー)事業の不振が響いて営業利益は5.8%減の328億円だった。

 ダイエーのGMS店舗をイオンリテールなど地域ごとのGMS事業会社に移管したことで、同事業の営業収益は12.4%増えたが、衣料品を中心に既存店の販売が振るわず、営業損益は93億円の赤字と前年同期より45億円余り赤字幅が広がった。

 ミニストップなど小型店事業は3500万円の赤字、国際事業は13億円の赤字といずれも営業損失を計上。一方で、SM・DS(スーパーマーケット・ディスカウントストア)の営業利益は85.5%増の55億円、ドラッグ・ファーマシー事業も16.5%増の39億円と2ケタの増益だった。

 稼ぎ頭の総合金融事業やディベロッパー事業、サービス・専門店事業も安定的に営業利益を伸ばした。

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