中部エリア、小売業売上高ランキング2023 SM大手利益で苦戦、存在感増すクスリのアオキ

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 中部最大のSM企業であるマックスバリュ東海(静岡県)の2023年2月期の売上高は3461億円(新収益基準適用のため前期比較なし)、当期純利益は同16.6%減の61億円だった。期末店舗数は233店舗。期中は愛知県名古屋市、静岡県浜松市を中心に小型店4店を含む5店を出店し、ドミナントを強化。そのほか、法人向け無人キャッシュレス店舗「Maxマート」や移動スーパーなど、多様なニーズに応える新たな販売チャネルの構築にも取り組み始めた。

クスリのアオキ
ここ数年、中小のSMを次々と傘下におさめて「フード&ドラッグ」業態を強化し、SM企業の脅威となっているのが、クスリのアオキホールディングスだ

 バロー(岐阜県)の23年3月期の売上高は同1.4%増の2945億円、当期純利益は同28.4%減の27億円で増収減益だった。期末店舗数は240店舗。期中は「スーパーマーケット(SM)バロー南草津店」(滋賀県草津市)や「SMバロー京田辺店」(京都府京田辺市)を出店するなど近年は関西圏でも店舗網を拡大させる同社。前期に引き続き、

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ダイヤモンド・チェーンストア編集部 / 株式会社ダイヤモンド・リテイルメディア

ダイヤモンド・チェーンストア編集部は、業界をリードする提案型編集方針を掲げ、小売業の未来を読者と共に創造します。私たちは単なるニュース伝達に留まらず、革新的なビジネスモデルやトレンドを積極的に取り上げ、業界全体に先駆けて解説することを使命としています。毎号、経営のトップランナーへの深掘りインタビューを通じて、その思考や戦略を読者に紹介します。新しくオープンする店舗やリニューアルされた店舗の最新情報を、速報性と詳細な分析で提供し、読者が他では得られない洞察を手に入れられるよう努めています。私たちの鋭い市場分析と、現場の細部にわたる観察を通じて、注目すべき店舗運営の秘訣を明らかにします。

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