【ローソン】3~5月期の営業利益は過去最高、買収効果で

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 ローソンが発表した2015年3~5月期の連結業績は、売上高に当たる総収入が19.7%増の1402億円、営業利益が13.7%増の191億円と2ケタの増収増益だった。

 昨年8月に買収した複合映画館のユナイテッド・シネマと同10月に買収した高級スーパーの成城石井が連結業績に寄与した。ユナイテッド・シネマの営業利益は3億円、成城石井は16億円だった(ともに12月決算のため1~3月期の数字)。

 一方、ローソン単体では営業総収入は1.3%増の802億円と微増だったが、販売管理費の増加で営業利益は5.7%減の153億円と減益だった。新規出店は前年同期より81店舗少ない188店舗に抑える一方、生鮮コンビニの「ローソンストア100」を中心に403店舗を閉鎖、国内店舗数は215店舗減の1万1557店舗となった。この結果、チェーン全店売上高は0.3%減って4806億円となった。既存店ベースでの売上高は0.4%増とわずかに増えた。

 16年2月期の連結業績は、営業総収入が16.1%増の5780億円、営業利益が0.7%増の710億円を見込んでいる。

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