週刊コンビニニュース
業態進化に向けて各社が始動

2019/04/16 05:00

1週間のコンビニに関するニュースをまとめた『週刊コンビニニュース』。新元号・令和元年の今年、コンビニエンスストア各社が新しい店舗モデルの構築に向けて動き出す気配をみせている。飽和状態にあるとされる状況なかで、他社と差別化しつつ、自らを進化させるべく、さまざまなトライアルを始めている。(4月9日~4月15日のニュースをまとめました)

写真=ロイター
写真=ロイター

① ローソン
“オールファーマシー”店舗をオープン 

 マイライフ(広島県呉市)と提携し、同社が運営するヘルスケア複合施設「オールファーマシータウン」内に22日、ローソンが出店する。 

 店舗名は「ローソンオールファーマシー呉中通店」。複合施設の1階に入居し、店舗面積は約100坪。コンビニエンスストアの標準的な品揃えに加え、OTC薬品(第2類・第3類)やドラッグストア商品(化粧品・日用品)、調理済みの介護食、介護の際に使用する日用品など約4,500種類を取り揃える。また、介護相談員窓口を設け、ケアマネージャーまたは相談員が駐在し、無料で利用者の相談に応じる。

 マイライフがフランチャイズオーナーとしてOTC医薬品の販売を含めたローソン店舗を運営し、介護相談窓口は呉市を中心に介護サービスを展開するハートパートナーが運営する。2階には、食生活をサポートするカフェ「オールカフェ×タニタカフェ」、運動習慣を提案する「フィットネスエリア」、3階にはクリニック(小児科・婦人科産科)が入居する。

 ローソンは、通常のコンビニ機能にOTC医薬品やドラッグストア商品の品揃えを拡充した「ヘルスケアローソン」や、介護相談窓口や地域の顧客の交流の場として活用してもらうサロンスペースを併設した「ケアローソン」の展開など、新たなコンビニモデルの構築に取り組んでいる。

 

②セブン-イレブン
経済発展進む中国・東南エリアにくさび

 中国・福建省の省都・福州市に今秋、第1号店をオープンする。経済発展が急速に進む中国・東南エリアでのコンビニ市場の将来に着目した動き。 

 セブン-イレブン投資有限公司(本部・中国・北京市)が、セブン-イレブンのフランチャイズ権を福建榕寧便利店管理有限公司に付与し、福州市の流通近代化と消費者の利便性向上に向け事業を展開する。

 福建榕寧便利店管理有限公司は、福州市で高い知名度を持ち、中国全土で小型百貨店を展開する三福服飾有限公司と福建榕寧投資有限公司の完全子会社。

 

 ③ファミリーマート
デジタル戦略をさらに加速

 “地域密着”と“オープン主義”をキーワードに、「地域で一番便利な店」を目指して、今年度はさらにデジタル戦略を進めていく。

 同社は、現在利用できる「Tポイント」に加え、NTTドコモが提供するポイントサービス「dポイント」、楽天ペイメントが運営するポイントサービス「楽天ポイントカード」の導入を決定した。導入時期は今年の11月を予定で、同チェーンでの買物がさらに便利になる。

 また、7月誕生予定の決済機能付きスマートフォンアプリ「ファミペイ」とポイントサービスとを連携させることで、ポイントサービスの利用から決済までがひとつのバーコード表示で完了することになり、スムーズな買物環境が整う。

 

ポプラ無人AIレジ
「ワンダーレジ」が稼働

 12日、「生活彩家 貿易センタービル店」で無人AIレジが稼働した。レジ2台で約1,500種類の商品を取り扱う。

 サインポストが開発した無人AIレジ「ワンダーレジ」は、事前の利用者情報などを登録する必要もなく、SuicaPASMOなどの交通系電子マネーを持つ顧客であれば、誰でも利用できる。

 導入された店舗は、「生活彩家 貿易センタービル店」(東京都港区浜松町・世界貿易センタービル地下1階)。2台が稼働し、弁当、おにぎり、パン、菓子、飲料、酒類など約1,500種類の商品を精算する。タバコ、雑貨、サービスなどは通常レジで対応する。

 

⑤<共同企画商品>
セブン&アイが花王と、ローソンが資生堂と

  コンビニを利用する男性客に向けて、セブン&アイ・ホールディングスが新スキンケアシリーズ「メンズビオレ SMART」を新発売する。「セブンプレミアム ライフスタイル」シリーズとして619日から順次、全国発売の予定。ジェル洗顔料(税込486円)、化粧品ミスト(税込648円)、洗顔シート(税込302円)の5種類。

 ローソンは今月19日、全国の店舗で「ボリュームバームリップ N ミニセット」を発売する。資生堂のセルフメイクアップブランド「インテグレート」との共同企画商品で、ポーチインコスメとして口紅2種、アイシャドウ1種の全2品目3品種(いずれも税込540円)を商品化した。

 

 ⑥ローソン新商品
「悪魔のおにぎり」に続くヒット!?「禁断の刺激」シリーズ

「悪魔のおにぎり」
 201810月の発売以来、累計2,900万個を突破したヒット商品が「悪魔のおにぎり」。そのリニューアル版が16日から全国のローソン店舗で発売される。

 リニューアルに伴い新たに発売されるのが「悪魔のおにぎり(四川風坦々麺味)」(税込140円)。唐辛子・辛味噌・練りごま・花椒・ラー油を加えて坦々麺風に味付けした肉みそを、唐辛子を混ぜ込んだごはんで包んだ。

 リニューアルする「悪魔のおにぎり」(税込110円)は、白だしで炊いたごはんに、天かす・天つゆ・ごま油などを混ぜ合わせ、今回からあおさと鰹節を加えた。

「禁断の刺激」シリーズ
辛い商品を集めた「禁断の刺激」シリーズとして16日から発売する。世界一辛いとされる5種類の唐辛子のチリバウダーを使用した。

 「LV1.震える辛さ!旨辛海老チリ丼」(税込498円)・「LV2.悶える辛さ!旨辛アラビアータ」(税込450円)・「LV3.凍える辛さ!四川風麻婆丼」(税込430円)・「LV3.凍える辛さ!辛口麻婆ラーメン」(税込498円)

 仙台の味“ホルモン焼き”
16日から東北地区の1,156店(3月末現在)で発売する。仙台の味を「ホルモン焼き」として商品化したもので、ホルモン・焼肉「ときわ亭」監修の「豚ホルモン焼き」(税込420円)と「イタリアン酒房ときわ」監修の「味噌ホルモンチーズ焼き」(税込420円)の2品。

 

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