顧客体験価値ランキング、「丸亀製麺」が首位 8位に「ワークマン」

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 インターブランドジャパン(東京都渋谷区)が運営するC Space Tokyoは6月29日、「顧客体験価値(CX)ランキング2022」を発表した。「丸亀製麺」が前年の16位から大きく順位を上げ、首位となった。

 2位は前年1位だった「星野リゾート」、3位は同7位だった「ANA(全日空)」だった。

 同ランキングは、インターネットモニターに登録した18歳以上の男女に、体験価値の5つの要素(「私向けのものだと思える」「私にとって意味がある」「オープンで、正直である」「私の立場で考えてくれる」「いい気分にさせてくれる」)に関する21項目について評価してもらい、スコア化したもの。約1万人から回答を得て、35人以上から想起されたブランドをランキングの対象とした。

 丸亀製麺は、体験価値の5要素のうち「私の立場で考えてくれる」の評価が高く、他の要素でもネガティブな評価が少ないのが特徴だった。「最高の状態で提供することにこだわっているように思えるから」といった評価コメントが上がっている。

 トップ50ランキングで、小売業では8位「ワークマン」が最上位だったが、前年の2位から順位を下げた。そのほか、11位「無印良品」(前年は15位)、15位「ニトリ」(同8位)、19位「業務スーパー」(同30位)、27位「ダイソー」(同37位)、28位「イオン/イオンモール」(同27位)がランキング入りした。

 圏外から今回新たにランクインしたのは、4位「スシロー」、42位「楽天」、44位「SK-Ⅱ」、46位「Netflix(ネットフリックス)」、50位「コカ・コーラ」の5ブランドだった。

C Space 顧客体験価値(CX)ランキング™2022(1位~50位)

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