H2O、14年3月期の純利益は約3億円に、阪神梅田本店建て替えで特損

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 阪急阪神百貨店を傘下に持つエイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングは5月2日、2014年3月期の純利益が前期比約95%減の2億9500万円になったと発表した。従来予想では前期比1.5倍の93億円を見込んでいたが、一転して大幅減益となった。

 阪神梅田本店(大阪市)の建て替えに伴って建物などの減損損失や店舗設備などの除却損が発生するため、約114億円の特別損失を前倒しで計上したのが要因。売上高は前期比9.8%増の5768億円、営業利益は62.2%増の173億円で従来予想をそれぞれ68億円、1億円上回るなど好調だった。

 同社は2015年春から阪神梅田本店の建て替え工事に着手、21年秋頃に全面オープンさせる計画で、総額約450億円を投じる。

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