【コスモス薬品】食品・雑貨の販売好調で増収増益、6~11月期

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 ドラッグストア大手のコスモス薬品(福岡市)が発表した2010年6~11月期連結決算は、夏場の猛暑効果で食品や雑貨を中心に季節商材の販売が好調に推移したことなどから、売上高は前年同期比13.5%増の1155億円となり、営業利益も11.0%増の49億円と2ケタの増収増益を達成した。

 商品別の売上高を見ると、高単価の医薬品と化粧品の伸び率がそれぞれ2.7%増、7.6%増にとどまったのに対し、食品が18.2%増、雑貨が15.0%増と大きく伸びた。この結果、売上構成比では食品が50.7%と初めて過半数を超えた。

 店舗については地元九州を中心に中四国と関西を含め計19店舗を新設、期末店舗数は375店舗となった。

 11年5月期通期の業績は、売上高2250億円(前期比9.5%増)、営業利益は76億円(1.8%減)を見込む。

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