【平和堂】11年2月期は減収増益、経費削減効果など

2011/03/30 17:18
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 平和堂が発表した2011年2月期連結業績は、営業収益(売上高と不動産収入などの合計)は前期比0.7%減の3829億円と振るわなかったものの、経費削減効果などで営業利益は11.6%増の107億円となった。

 商品別の売上高では主力の食料品は4.6%の増収を確保したが、衣料品が7.2%減と大きく落ち込んだ。このため衣料品の構成比が高い総合スーパー業態「アル・プラザ」については出店を凍結、食品スーパーの「フレンドマート」など3店舗を開設するにとどめた。

 出店エリアとしては、昨年9月名古屋市内で「平和堂豊成店」を初出店、今年3月には同市内2号店となる「平和堂なるぱーく店」を開業するなど中部地区に重点を置いている。

 12年2月期はなるばーく店を含めて食品スーパー6店舗を新設する予定で、営業収益は3890億円(1.6%増)、営業利益は113億円(4.8%増)の増収増益を見込んでいる。

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