【マルエツ】粗利率の改善で営業益は15.1%増、3~5月期

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 マルエツが発表した2011年3~5月期の連結業績は、営業収益(売上高と不動産収入などの合計)が前年同期比2.9%増の828億円、営業利益は15.1%増の23億円だった。

 既存店売上高は1.1%のマイナスだったが、東日本大震災後に食品スーパー業界全体で値下げ販売が減少したこと、また、マルエツ自身が特売チラシの回数を削減したことなどから粗利益率が0.5ポイント上昇の29.5%となったことが2ケタ増益につながった。

 店舗については標準店の「マルエツ」を1店舗、小型店の「マルエツ プチ」を4店舗の計5店舗を新設、5月末の店舗数は260店舗となった。

 12年2月期通期の業績見通しは従来と変わらず、営業収益が前期比1.3%減の3280億円、営業利益が3.2%増の65億円を見込んでいる。

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