JR海浜幕張駅の混雑予測をリアルタイム分析 (SAS Institute Japan)

2019/10/01 12:16
ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局

京葉線の画像

JR東日本の「モビリティ変革コンソーシアム」の取り組みに参画

SAS Institute Japan(以下、SAS)は、東日本旅客鉄道(以下、JR東日本)主催のモビリティ変革コンソーシアムにて、Smart City WG「駅からはじまるスポーツのまち」に参画し、海浜幕張駅の混雑予測にSASのソリューションを活用して実証実験を開始した。実証実験は、伊藤忠テクノソリューションズ、エヌ・ティ・ティ・コムウェア、SASの3社で共同開発した「人流サービス基盤(仮称)」を用いて行われる。

JR東日本千葉支社は、京葉線沿線でのスポーツを通じた活性化を進めており、沿線情報アプリ「京葉線プラス」の特設コンテンツや、海浜幕張駅、ZOZOマリンスタジアム、蘇我駅等に設置したデジタルサイネージで、スポーツ観戦を盛り上げ、まち歩きを楽しむ情報を発信するなどの取り組みを実施している。一方で、スポーツ観戦後など利用者が海浜幕張駅に一斉に集中し、駅の混雑がたびたび見受けられた。

 そこで、実証実験ではZOZOマリンスタジアムの一部のチケットゲート付近や海浜幕張駅改札口付近に赤外線センサーを設置し、利用客の流動情報をリアルタイムに収集しながら、5分後~30分後の駅周辺の混雑状況をリアルタイムに予測。これらの結果は、沿線情報アプリ「京葉線プラス」の利用者やZOZOマリンスタジアム及び海浜幕張駅改札内に設置されたデジタルサイネージで、海浜幕張駅の混雑予測結果を配信し、街の回遊など利用者の自発的なオフピーク行動を促し混雑を分散、利用者の利便性向上を実現する。

 この取り組みは、SASの機械学習SAS Visual Data Mining and Machine Learningを用いて構築した混雑予測モデルを、エッジコンピューティング/ストリーミング機能を担うSAS Event Stream Processingに実装し、センサーから上がってくるデータを基にリアルタイムに予測結果を返すことで実現している。

 「モビリティ変革コンソーシアム」とは、解決が難しい社会課題や、次代の公共交通について、交通事業者と各種の国内外企業、大学・研究機関などがつながりを創出し、オープンイノベーションによりモビリティ変革を実現する場として設立された。

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