JR東日本スタートアップがフードロス削減にむけた実証実験の結果を発表、第2弾も

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レスキューデリの様子
(左)閉店後にレスキューデリの商品を購入する従業員(右)各店舗からレスキューされた商品

 JR東日本スタートアップ株式会社が1月14日より1か月間、東京駅で行っていたフードロス削減に向けた実証実験の結果を発表した。この実験はJR東日本スタートアップのほか、株式会社鉄道会館、フードシェアリングサービス「TABETE(タベテ)」を運営する株式会社コークッキングが参加している。

  実証実験の結果、東京駅改札内の商業施設グランスタを中心に1カ月間で約1トンのフードレスキューを行い、同商業施設から出るフードロスの約10%の削減に成功した。その結果を得て第2弾となる実証実験を4月1日(水)から5月6日(水)まで行う。

 第1弾では、閉店までの品揃えの確保や天候などの影響から客数に大きな変動が出るため、フードロスが多く発生してしまうというエキナカ店舗の特性を受け、販売しきれなかった食品をコークッキングが買い取り、駅の従業員向け休憩室に設けた実店舗サービス「レスキューデリ」を展開、販売した。

東京駅にてフードロス削減を目的としたエキナカ店舗初の実証実験を開始

 第2弾では、参加店舗を増やすなど、更なるフードロス削減を目指し「エキナカ食品エコシステム」の構築を行う。

第二弾実証実験概要

実施期間 2020年4月1日(水)〜2020年5月6日(水)
営業時間 エキナカ店舗の営業終了以降
実施場所 JR東京駅 指定の従業員休憩室
対 象 者 東京駅で働く商業施設、駅施設などの従業員 約8,400名

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