改装で5億円増の年商35億円に!ダイイチ白樺店の取り組みを徹底解説

ダイヤモンド・チェーンストア編集部
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ダイイチ白樺店

ダイイチ白樺店

北海道帯広市を本拠とし、札幌市や旭川市でも食品スーパー(SM)を展開するダイイチ(若園清社長)。そんな同社が2019年4月にリニューアルオープンしたのが「ダイイチ白樺店」(北海道帯広市:以下、白樺店)だ。ダイイチで最も大きい売場面積を誇る同店での戦略や商品政策(MD)を取材した。

直営売場面積約760坪の大型店

 白樺店は、JR根室本線「帯広」駅からクルマを走らせ10分ほどでアクセスできる大型複合商業施設「ドリームタウン白樺」の一角にある。同施設はSMの白樺店のほか、ドラッグストアや飲食店、ゲームセンター、病院などもある、十勝エリア有数の大規模施設だ。白樺店の基本商圏は約2万8000世帯が居住する半径約3km圏内を想定しているが、このような大型施設の敷地内にあることから遠方から来店するお客も多い。周辺の競合店としては、「コープさっぽろベルデ店」「マックスバリュ西陵店」「フクハラショッピングランドいっきゅう店」などがある。

 白樺店は1998年のオープン以降、4度の改装を実施している。最新の2019年4月の改装では、隣接していたホームセンターの敷地を借り受け、直営の売場面積を約500坪から760坪に増床。ファミリーレストラン「ガスト」や地元の書店など、新しく誘致したテナント部分も含めると合計1220坪の広さを誇る。売場面積約600坪超を標準店とするダイイチとしては最も大きい店舗で、白樺店の北村慎之店長によると、競合を含めた十勝エリア全域でもこれほどの規模のSMはないという。

 改装のポイントは、「主導線で展開する生鮮食品・総菜の再強化」「広い通路の確保」「簡便即食商品の見直し・再構築」「イートインスペースの拡大」「テナントの充実」「地域住民の憩いの場の提供」「フルセルフレジ・セミセルフレジの導入による人手不足対策」の7つ。本稿では、MD面での取り組みを中心に解説する。

解凍商品を使わず生肉で差別化

 生鮮・総菜の基本方針として北村店長が注力するのが、各部門で主力となる「コア商品」の開発と売り込みだ。「『ダイイチといえば

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