販促施策の効果と商品価値で顧客開拓を推進する鶏肉ブランド「国産鶏肉 桜姫®」

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注目度が高まる鶏肉ブランド「国産鶏肉 桜姫®」
今年も年間プロモーションを展開し全国の販売店の拡販をバックアップ!

しまむら すみれ平店
しまむら すみれ平店での陳列の様子

昨年、「桜姫」の20周年を機に、年間を通じてさまざまなプロモーションを展開したニッポンハム。その効果もあり、長引くコロナ禍や景気の悪化などマイナス要因があるなかで、ブランド認知や販売実績など堅調な伸長となった。それを受け、今年も1年を通して販促企画をはじめ、多彩な施策を実施することで、全国の販売店へ「桜姫」拡販を強力にバックアップしていく。

販促施策の効果と商品価値で顧客開拓を推進する「桜姫®」

日本ハム㈱食肉事業本部 国内食肉事業部 国内フレッシュチキン部 部長の田中雄一郎氏(右)、国内フレッシュチキン課 課長の渡邉真氏(左)、国内フレッシュチキン課の熊木直裕氏(中)
日本ハム㈱食肉事業本部 国内食肉事業部 国内フレッシュチキン部 部長の田中雄一郎氏(右)、国内フレッシュチキン課 課長の渡邉真氏(左)、国内フレッシュチキン課の熊木直裕氏(中)

 桜姫のネーミングと一致する春にプロモーション施策を集中していたニッポンハム。昨年、初の試みとして、「桜姫」の商標登録20周年を機に、毎月連続したプロモーションを1年間実施した。その結果、春の需要期以降も好調な販売を維持し続けることとなった。

 円安は、国産鶏肉には追い風であったが、景気の悪化から消費者は価格に敏感になったため、ブランド鶏肉には厳しい状況であった。しかし、年間での積極的なプロモーション展開により、「桜姫」ブランドの商品力や特長がより多くの消費者に認知されたことで、販売も堅調な伸びを確保した。

 プロモーションの一環として実施した「桜姫ちゃんぬりえコンテスト」は、7月~8月の2カ月間で1,133件もの応募があった。子供が対象であったが、親子にブランド認知を高める好評の企画となった。

 また、昨年の鳥インフルエンザ発生時に、ニッポンハムはグループとして対応。5つの工場からの出荷を調整することで、販売店への影響を抑える努力が行われた。

 20年の実績とブランド力、年間プロモーションの実施やグループ企業のリスクヘッジへの強みなどの総合力が、「桜姫」ブランドの底上げにつながったといえる昨年の1年間であった。

桜姫ちゃんぬりえコンテスト キャンペーン

昨年以上に強化を図ったプロモーションを実施

桜姫®肉の特徴 「桜姫」は、もも肉でITI(国際味覚審査機構)の審査会において、優秀味覚賞を受賞。また桜姫むね肉では、うま味成分の一種であるグルタミン酸が一般むね肉に比べて約1.7倍(日本ハム㈱中央研究所調べ)であることが特長だ。

 さらに、地球に優しいバイオマス含有フィルムを使用し、持続可能な資材調達へ対応した「産地パック」採用を推進している。

 消費者の使い勝手を考えた「桜姫」の加工品である「からあげ」や「鶏もも肉串」も、昨年の3月に発売している。

「国産鶏肉 桜姫 」ブランドの加工品

 このようなブランド力の強化を図るとともに、今年はプロモーションもランクアップさせて展開する。

 その中で、タレントのカズレーザーさんを起用したネット動画や各種販促物を制作し、「桜姫」ブランドのファン拡大を図っていく。

 昨年に引き続き、「桜姫」の売場活性化策と拡販企画は、販売店にとって期待できる内容となっている。

2023年も積極的にプロモーションを展開!

桜姫2023年も積極的にプロモーションを展開!

〈2023年春のクローズドキャンペーン ポスターPOP〉
〈2023年春のクローズドキャンペーン ポスターPOP〉

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記事執筆者

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局 / 株式会社ダイヤモンド・リテイルメディア

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